50代ともなれば、誰しも必ずと言ってもよいほど通る道、更年期。
軽度の人もいれば、重症化して日常生活に支障をきたす人もいます。
できればなりたくない更年期ですが、これも一つの乗り越えなければいけない山なんですよね。
でも、更年期を理由に人生の輝きを失うのはもったいない!
更年期は病気ではないと考え、上手に受け入れていきたいものです。
まずは、更年期対策をどのようにしていくのか?
重度の症状がある場合は、医療機関を利用して自分のことを大切にしてくださいね。
辛さは本人にしかわかりません!
決して我慢しない。
これ、とっても大切な事です。
更年期に突入すると
更年期とは、女性が40代半ばから50代半ばにかけて経験する、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が低下する期間を指します。
女性にとっては重要なライフステージの一つであり、その影響は身体的だけでなく、精神的にも及ぶことがあります。
更年期に入ると、エストロゲンの分泌が減少し始め、閉経の前後十年間で劇的に変化。
これに伴い、 のぼせ、イライラ、不眠、肩こりといった様々な症状が現れ、日常生活に支障を来すことも少なくありません。
これらの症状が重く、生活の質を著しく下げる場合を、更年期障害と呼びます。
私の更年期体験と気持ちの変化
実際私も更年期障害に悩まされた期間がありました。
コロナ渦だったので、マスクに救われましたがのぼせによる多汗。
俗にいうホットフラッシュですね。
接客業だったので本当に苦戦しました 笑
寝ても寝ても日中に襲ってくるどうしようもない睡魔。
仕事中に、目薬とカフェイン入りのドリンクでなんとか乗り切る!
正直、ほてりが出るまで更年期だとは気が付きませんでした。
あまりの調子の悪さに病院に行くまでは、まだ大丈夫だろうと思っていたんです。
今改めて思うと、気持ちの上でも、自分が更年期を受け入れたくなかったんだろうなと 笑
病院に行ったことで、すんなり受け入れられて症状は緩和し、今ではまったく症状がありません。
「なんだ、受け入れるだけで気持ちって、こんなに楽になるのか」と思ったのを覚えています。
更年期の不安感とストレスにサヨナラ
さらに、更年期には卵巣からの女性ホルモンの分泌を促すために、脳はホルモン分泌の指令を出し続けますが、 エストロゲンの分泌が追いつかないんです。
視床下部が混乱し、自律神経のバランスが崩れることもありえるんです。
こうした状態は不安感を増し、ストレスに繋がり、更年期障害の症状が悪化する原因となることも・・・
この症状は個人差が大きく、全ての女性が経験するわけではありませんが、自分自身の体と心の状態を理解し、適切な知識を持って対処することで、更年期を快適に過ごすコツとなるでしょう。
女性ホルモンとその影響
女性ホルモンであるエストロゲンは、女性の心身を支える重要な役割を担っています。
このホルモンは、骨や皮膚の健康維持に不可欠であり、感情の安定をもたらす効果もあります。
女性のライフサイクルにおいて、エストロゲンは多岐にわたる健康面に寄与しているのです。
しかし、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌量は急激に減少します。
これは、多くの女性にとって身体的な変化を伴うターニングポイントとなります。
骨密度の低下や肌の乾燥、感情の不安定さは、エストロゲンの減少に起因することが多く、生活の質に直接的な影響を及ぼします。
エストロゲンの分泌が減ることで引き起こされる影響は、単なる身体的な変化に留まりません。
更年期をどう乗り越えるか
感情面での不安定さやストレスの増加も関連しています。
女性は、この変化に直面する際、適切な知識と対策が必要です。
ホルモン補充療法や生活習慣の見直しが、これらの影響を和らげる方法としてあります。
理解すべきは、更年期は避けられないライフステージの一部であり、それをどう乗り越えるかが重要です。
適切な情報を持ち、健康的な生活を心掛けることで、更年期を迎える女性が新たな道標を見つけ、より充実した時間を過ごすことができるでしょう。
更年期障害の主要な原因
更年期障害の主な原因は、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量の低下です。
エストロゲンは感情や骨、皮膚、筋肉など、女性の心と体に幅広く影響を与えるホルモンです。
アラフォーと呼ばれる40代に入ると、このホルモンの分泌が減少し始め、閉経前後には急激に低下します。
この減少が、さまざまな不定愁訴や更年期障害を引き起こす原因とされています。
エストロゲンの低下の他、自律神経のバランスの乱れも更年期障害の原因の一つです。
通常、視床下部が女性ホルモンを分泌するように指示を出しますが、卵巣が十分なホルモンを分泌しなくなると視床下部がパニックを起こし、自律神経のバランスが崩れます。
これが、更年期特有ののぼせや発汗、動悸などの症状を引き起こします。
50代はストレス多めの年代
さらに50代は、自分自身や周囲の生活環境が変化しやすいため、ストレスが増加しがちな時期でもあります。
介護や子どもの自立、仕事の変動などが重なり、ストレスが更年期症状を悪化させることがあります。
ですから、更年期を快適に過ごすためには、ストレスへの対策も必要です。
このように、エストロゲンの低下、視床下部の乱れ、そして環境的ストレスの三つが合わさることで、更年期障害の症状が引き起こされます。
これらの原因を理解することで、更年期を乗り越えるための適切な対策が見えてくるでしょう。
日常生活への影響と対策
更年期障害は多くの女性に影響を与え、その症状は日常生活に大きな影響をもたらすことがあります。
更年期に伴うのぼせ、発汗、イライラ、不眠といった症状は、生活の質を低下させ、日常の活動にも支障をきたすことがあるのです。
婦人科相談も視野に入れる
こうした症状の悪化を防ぐためには、早期の婦人科相談が重要です。
婦人科医による診断を受け、適切な治療を行うことで、更年期障害の症状を緩和し、生活の質の向上が期待できます。
また、症状が更年期によるものであるか、他の疾患によるものであるかの特定も重要です。
自己判断は避け、専門の医療機関での診断を受けることが望ましいでしょう。
生活習慣見直しのタイミング
更年期障害の予防には、日常の生活習慣の見直しが大切です。
規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動は、更年期障害の症状を軽減することに寄与します。
ストレスを溜めないことも重要で、リラックスする時間を持つことや趣味に打ち込むこと、家族や友人とのコミュニケーションを大切にすることも効果的です。
この時期には、生活習慣病に気を配ることも忘れてはいけません。
更年期の後には、特に高血圧や糖尿病といった病気のリスクが増すため、定期的な健康診断を受け、自身の健康状態を把握することが必要です。
まとめ
更年期は、女性が人生の一部として自然に迎える時期です。
エストロゲンの分泌量が低下することで、身体や心に様々な症状が現れることがあります。
こうした変化を理解し、対策を講じることが必要です。
正しい知識を持って更年期を前向きに受け入れることで、人生の質を維持し、より良い日々を過ごすことができます。
適切な受診や生活習慣の見直しが、更年期を快適に過ごす鍵です。
更年期は新しい自分を見つける機会とも言えますね♪